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2011/12/26 10:46

業界マップ ベンダーの勢力と市場がひとめでわかる

法人向け無線LAN機器 (2011年12月)

 スマートフォンをはじめとする新型端末の普及や、学校での無線ネットワーク構築の進行が、法人向け無線LAN機器の市場に刺激を与えている。2013年までに、マーケットは緩やかながらも右肩上がりで推移することが見込まれている。メーカーは、需要の拡大を受け、新しい技術の開発や有力販売パートナーとの提携を図っており、ターゲット分野の拡大に向けた取り組みを加速化している。

集中管理ができるコントローラが有望商材に

 法人向けの無線LAN機器市場は、主に、端末同士をつなぐ電波中継機のアクセスポイントと、複数のアクセスポイントを管理してクライアント端末に最適な無線LAN環境を提供するコントローラの二つの製品で構成されている。調査会社IDC Japanによると、この市場は2010年、130億2500万円の規模に達している。今後、スマートフォンやタブレットなど、無線LANに対応するクライアント端末の法人利用が増えることが追い風となって、2013年までに緩やかな右肩上がりで推移していく見込みだ。ピーク時の2013年の売上高を、IDC Japanは140億円弱と予測している。

国内企業向け無線LAN機器市場の予測(エンドユーザー売上額)

「モバイル」と「提携」で商機をつかむ

 法人向けの無線LAN機器市場で、グローバル・国内ともに50%前後のトップシェアを誇るのは、米国大手メーカーのシスコシステムズだ。日本の市場では、シスコシステムズに続いて、メルー・ネットワークスやアルバネットワークス、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)、さらに、中堅・中小企業(SMB)向け展開に強いアライドテレシスやバッファローなどが有力プレーヤーとなっている。

法人向け無線LAN機器の主なメーカーと主力製品

 各社は技術の優位性を前面に押し出したり、大手システムインテグレータ(SIer)と連携したりするかたちで、事業の拡大に取り組んでいる。アルバネットワークスは、新型端末の普及が生み出す商機をつかむために、今年6月、モバイル端末から安全にアクセスができるネットワークを実現するアーキテクチャ「MOVE」を発表した。公衆無線LANサービスの拡充に注力している通信事業者と提携して展開する方針だ。また、メルー・ネットワークスは、ITホールディングスグループのSIerであるネオアクシスと提携し、法人向け無線LAN機器の販売と導入コンサルティング分野での共同ビジネス展開に踏み切った。同社は、ネオアクシスとの提携によって、病院や大学などの公共施設といった従来の得意領域に加え、一般企業の開拓を狙う。

★詳細な解説記事
<Industry Chart 業界の今を俯瞰する>法人向け無線LAN機器 企業や学校でニーズが高まる 新型端末の法人利用をカンフル剤に の全文を読む

※本記事は、週刊BCN 2011年12月19・26日付 vol.1412より一部抜粋したものです。会員登録していただくと、オリジナルの記事全文をお読みいただけます。会員登録はこちら(無料)。

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