2011/02/04 10:15

PC資産管理ソフト (2011年1月)
仕事の進め方を劇的に変えたパソコンだが、企業の情報システム管理者にとっては悩みの種でもある。サーバーやネットワーク機器、プリンタと異なり、台数が膨大なだけに、それを管理するのに手間がかかるからだ。手作業での管理は事実上不可能で、ツールの導入は必須。PC資産管理ソフト市場は、その流れを受けて立ち上がった。ITベンダーにとっては、業種・業界、企業規模を問わずに提案できるPC資産管理ソフト。その市場の今を俯瞰する。
成長の余地あり、CAGRは9.5%
PC資産管理ソフト・サービス市場が、日本で本格的に立ち上がったのは10年ほど前。「個人情報保護法」や“日本版SOX法”などで、市場は一気に伸びた。10年が経過して成熟分野とみる向きもあるが、まだまだ伸びそうだ。市場規模は、2008年が294億4500万円だったのに対し、2014年には507億2200万円に達する見通しだ。08年から14年までの年平均成長率(CAGR)は9.5%。IT産業全体の伸び率が2~3%であることを考えれば、有望分野だ。
コンピュータ関連の調査会社テクノ・システム・リサーチの藤崎武志・シニアアナリストは、「国内企業におけるPC資産管理ソフト・サービスの導入比率は66%とみている。しかし、この数字は購入した企業をベースに算出している。購入したとしても、使っていないユーザーも結構多い。“利用企業数”という観点でみれば、もっと数字は低い。それを考慮すれば、さらに成長が見込める」。新規に加えて、買い替え需要も見込めるというわけだ。マーケットはまだ飽和していない。
★詳細な解説記事
<Industry Chart 業界の今を俯瞰する>PC資産管理ソフト まだ安定成長が続く有望市場 ユーザーが利用する機能は限定的!? の全文を読む
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