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2012/01/06 10:35

業界マップ ベンダーの勢力と市場がひとめでわかる

中小企業向けクラウドサービス (2012年1月)

 中小企業向けのクラウド市場は、急成長が予想されている。タレントマネジメントやビジネスインテリジェンス(BI)は、まったく新しい分野としての商機を秘めている。しかし、多くの中小企業のITリテラシーは決して高くない。クラウドの認知度は高まっているものの、導入にまで至るケースはまれだ。ベンダーには、中小企業がクラウドを理解するのを手助けする情報提供が求められている。

プレーヤーは数年をかけて集約に向かう

 タレントマネジメントやBI機能のクラウドサービス利用に加えて、パッケージの販売で多くの実績をもつベンダーがクラウド事業に参入していけば、クラウドサービスの普及を後押しする好材料になる。基幹系システムの分野では、トップベンダーの弥生が「弥生オンライン」の提供を開始することで、クラウドサービスの利用状況や競合ベンダーの態度が変わる可能性がある。

新規参入からから淘汰の時代へ

 ベンダーにはクラウドサービス提供と合わせて、不安解消や判断を手助けする情報提供がよりいっそう求められていく。クラウドサービスを未導入の中小企業はコストに関して最も懸念し、次にセキュリティ面を心配している。そして、セキュリティを確保する体制がベンダー側に整備されていることと、専門家による第三者的評価が実施されることを望んでいる。

 今後競争が激化すれば、“なんちゃって”クラウドサービスを提供したり、ユーザー数が伸び悩んだりするベンダーは表舞台から姿を消し、集約されていくとみられる。ネットスイートの田村元社長は、「適当にクラウド、SaaSと名乗っているベンダーが少なくないが、数年かけて淘汰されていくだろう。ただ、日本には本当の意味でのクラウドベンダーがおらず、ユーザー不在の議論が多いのが実情。クラウドの啓発活動を行っていく必要がある」と指摘する。

★詳細な解説記事
<Industry Chart 業界の今を俯瞰する>中小企業向けクラウドサービス 発展途上だが、成長性は期待大 新規参入が進み、淘汰も始まるに の全文を読む

※本記事は、週刊BCN 2012年1月2日付 vol.1413より一部抜粋したものです。会員登録していただくと、オリジナルの記事全文をお読みいただけます。会員登録はこちら(無料)。

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