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2010/05/17 11:16

業界マップ ベンダーの勢力と市場がひとめでわかる

【店頭流通】HDDベア市場動向 (2010年3月)

HDDベア、2TB時代に突入 1TBとの価格差が縮小

 HDDベアドライブの主流が、ここへきて「1TB」から「2TB」へとシフトしつつある。「1TB」がほぼ底値となる7000円台で推移しているのに対し、「2TB」モデルは単価が徐々に下落。年明け以降、1万円台前半となり、一気に割安感が高まっている。

 容量の変遷をみると、2007年前半までの主流は「320GB」モデルで、そのあと「500GB」へと移行した。08年秋口からは、「1000GB(1TB)」時代に突入し、ほぼ1年にわたって旺盛な需要を勝ち取った。しかし、ここにきて「2TB」が急伸、世代交代が進んでいる。

 「1GB」単価についていえば、09年3月に9円台だったものが、1年後の現在は7円台まで下がっている。1~2年のスパンで容量は倍々ペースで増大し、これに伴って価格容量比が下がった。

 「2TB」の台数比率は、今年3月に24.8%に達し、「1TB」の22.3%、「500GB」の22.6%を初めて上回った。とくに目立つのが、ここ数か月の急伸ぶりだ。09年3月時点での「1TB」の平均単価は7600円、「2TB」が3万3000円で、容量が2倍ながら単価差は4倍以上となっていた。しかし、「1TB」の単価が底値に達したのに対して、「2TB」は月を追うごとに下落。同3月の「1TB」の平均単価は7300円、「2TB」が1万2100円と、単価の差は1.7倍に縮まっている。

 ベアドライブは技術革新が凄まじく、価格を据え置く一方で容量を倍増ペースで拡大するやり方を繰り返してきた。価格容量比だけがシェアを決める指標となってきた面は否めない。

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