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2000年10月20日発表

2000年第3四半期のPCの販売台数は
前年同期比23.0%増の128万台

  
 株式会社BCN(本社:東京都文京区、代表取締役社長 奥田喜久男)の市場調査部門であるBCN総研は、2000年第3四半期(7月〜9月)のPC国内店頭市場が、前年同期比23.0%増の128万台となったと発表した。2000年第4四半期(10月〜12月)は、(1)SOTECやソニーによるAV PCの発売、(2)所得の下げ止まりや消費マインドの回復などの要因で需要の増加が見込め、前年同月比31.5増の171万台になる見通し。

(BCN総研=谷古宇浩司)

 国内店頭市場における2000年第3四半期のPCの販売台数は前年同期比23.0%増の128万台となったが、前期比では5.2%減となった。9月23発売の「Windows Me」発売という特需があったものの、Me搭載PC発売のタイミングにおいて各社の足並みが揃わなく、販売機会を逃したことが、130万台の大台に届かなかった要因と考えられる。金額ベースでは、ノートPCの低価格化で台数ほどの伸びはみられず、前年同期比9.3%増の2,456億円となっている。
 第4四半期は所得の下げ止まりや消費マインドの改善で、耐久消費財を中心に持ち直しの動きが強まってきたことで、前年同期比31.5%増の171万台、金額ベースでは、同26.8%増の3,238億円に達する見通しである。Me搭載PCの販売が本格化し、これまで買い控えていた消費者が一気に動く可能性が大きい。また、現在、夏モデルの在庫を抱える多くのショップが「値段を下げて年末商戦の目玉にしたい」としているため、在庫過多がかえって年末商戦の底辺を支える可能性も考えられる。また、「SOTECやソニーのAV PCが年末商戦の目玉になるとみている」との見解を示すショップもある。さらに、7月の販売が当初の見込みを達成できなかったというショップの多くが「猛暑が影響し、エアコンに流れていった」とのコメントを寄せている。第4四半期はエアコンのような季節商材がないため、PC需要の拡大に期待できそうだ。
 以上の点から、2000年暦年の店頭市場におけるPCの販売台数は、前年比37.2%増の572万台に達すると予測する。

図1 PCの四半期別総販売台数・金額(国内店頭市場)


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